ソリストプロフィール |
第22回定期演奏会 2013年 1月14日(月・成人の日) 練馬文化センター 小ホール 午後2時開演
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水野貴子 ソプラノ |
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東京芸術大学卒業。東京音楽大学研究科修了。高丈
二、林ひろみの各師に師事。日本音楽jコンクール、イ
タリア声楽コンコルソ、日伊音楽コンコルソなどで優秀
な成績を収め 1986年東京オペラ・プロデュースの「ビ
バ!ラ・マンマ」でデビュー。ミラノに留学しオランダの
コングレスヘボウ大ホールでの「ランメルモールのルチ
ア」でタイトルロールを歌って欧州デビューを果たす。ジ
ェノヴァ「コラデッティ国際コンクール」、シチリア「ベッリ
ーニ国際コンクール」、フランス「トゥルーズ国際コンク
ール」に入賞。90年のチャイコフスキー・コンクール声
楽部門で日本人初の第5位入賞。93年二期会オペラ
「ラインの黄金」に出演。国内で『ラインの黄金』『リゴレ
ット』『魔笛』『ドン・ジョヴァンニ』、オランダにて『ランメ
ルモールのルチア』、台湾にて『道化師』『カヴァレリ
ア・ルステイカーナ』などのオペラに出演。宗教曲、交
響曲ソリスト、リサイタルも多く、ハンガリーでヴェルデ
ィ『レクイ工ム』、台湾でベートーヴェン『荘厳ミサ』、ショ
スタコーヴィッチ『第14交響曲死者の歌』、オランダで
はオルフ『カルミナブラーナ』を歌い、アメリカ・ソルトレ
ークシティ、オーランドでもオペラ・アリアの夕べに出
演。2000年3月にアメリカ・ボストンでメルローズシンフ
ォニーと共演しオペラ・アリアを歌った。2001年9月練
馬文化センター主催の「ヴェルディオペラ・アリアの夕
べ」に出演。2003年7月には「蝶々さん」のタイトルロー
ルを歌い、好評を博した。日本歌曲における評価も高く
ウィーンで二度の日本歌曲の演奏会を行う。日本クラ
ウンから『オペラ・アリア集』『日本名歌集1、2』のCD。
東京音楽大学教授。二期会会員。
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加納里美 メゾ・ソプラノ |
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東京音楽大学卒業。同研究科オペラコース修了。成田
絵智子、福澤アウリヴィ、滝沢三重子の諸氏に師事。
1986年、文化庁芸術家国内研修員。関西日仏音楽コ
ンクール第1位入賞。同年に文化放送音楽賞受賞。第
四回日仏音楽コンクール第2位入賞。第57回日本音楽
コンクール声楽部門3位入賞(1位なし)。1986年、二
期会公演「ワルキューレ」のシュヴ工ルトライテでオペ
ラデビュー。以後、「椿姫」「魔笛」「フィガロの結婚」「ヘ
ンゼルとグレーテル」「アイ一ダ」等に出演し、表情豊
かな張りのある声で好評を博した。'97年東フィル・オ
ペラコンチェルタンテシリーズ、大野和士指揮「ピータ
ー・クライムズ」「イェヌーファ」に出演。新国立劇場へ
は、'99年以降、「罪と罰」「イル・トロヴァトーレ」「ヘン
ゼルとグレーテル」「シャーロックホームズの事件簿」
「ねじの回転」「外套」等に出演。2005年8月には、日
本初演日生劇場オペラ「アラジンと魔法のランプ」に出
演。また、ベートーヴェン「第九」、マーラー交響曲第2
番「復活」、第8番「千人の交響曲」、ヴェルディ「レクイ
工ム」等のソリストとして出演。'07年9月、東京音楽大
学創立100周年記念オペラ公演「フィガロの結婚」にマ
ルチェリーナで出演。2013年4月にフォーレ作曲オペラ
「ペネロープ」、8月にフンパーディン作曲オペラ「ヘン
ゼルとグレーテル」母親で出演予定。東京音楽大学、
大学院教授、二期会会員。
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五郎部俊朗 テノール |
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北海道教育大学卒業。86年渡伊、ミラノにて研鐙を積
む。留学中にトーテイ・ダル・モンテ(1位)、トウールー
ズ(2位)、マリオ・デル・モナコ(3位)、チャイコフスキー
(バッハ優秀賞)をはじめ数々の国際コンクールで入
賞。イタリア・トレヴイーゾ市立歌劇場、スイス・ビール
市立歌劇場などに出演。90年帰国し、藤原歌劇団の
「ドン・ジョヴァンニ」でデビュー、続く「チェネレントラ」
「夢遊病の女」で成功を収め、第19回ジロー・オペラ賞
「新人賞」を受賞。その後も「アルジェのイタリア女」「セ
ビリアの理髪師」「愛の妙薬」「魔笛」などのオペラに出
演し、好評を博している。コンサートでは「メサイア」「レ
クイエム」「第九」「カルミナブラーナ」「天地創造」「四
季」「ミサ・ソレムニス」等をレパートリーとして、オーケ
ストラや合唱団への客演も数多い。また、CDも「日本
のうた」「冬の旅」など六枚をリリースしている。現在、
沖縄県立芸術大学准教授、藤原歌劇団団員。
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水野賢司 バリトン |
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東京芸術大学卒業。同大学院修了。在学中安宅賞受
賞。伊藤亘行、芳野靖夫の両氏に師事。毎日コンクー
ル2位、日伊コンコルソ2位入賞。芸大メサイアのバス
ソロを歌う。皇居にて御前演奏を行う。何でもやりたが
りの性格でオペラに歌曲に宗教曲、お国は日本、イタ
リア、ドイツ。ルネッサンスから現代曲、シリアスな曲か
らコメディ、子どもの歌から演歌までと、節操のないレ
パートリーを誇っている。日本人としての特質を生かし
て?日本語の歌に関しては特別な思い入れがあり、多
くの作品に関わってきている。大中恩氏をはじめ間宮
芳生氏、入野義郎氏、松村禎三氏、吉川和夫氏、青島
広志氏、圃伊玖磨氏、伊福部昭氏、等の歌曲やオペラ
を歌う機会を得た。又、若手作曲家に新作を委嘱して
「THE WORLD OF KENJI」のタイトルでユニークなリサ
イタルを主催する。淡海悟郎:歌曲集「優しき歌」「暁と
夕の歌」「萱草に寄す」「LA BONNE CHANSON2」「死
者の書1・2」「渡し守」「珍・加腐立痴男*」「ゴフマン物
語*」「ラブソングス*」「マディソン群の端*」「ちょっと
レクイ工ム*」組曲「追いつめられて*」等、山本泰久
「セロ弾きのゴーシュ」、藤原嘉文「ドン・キホーテ*」
「ピエロ*」「コムソーヤの冒険*」、匿名希望「昔噺・
狼と飛脚*」等の曲(*印は水野賢司作詞)を初演し
て好評を博し再演される。舞台、録音、後進の指導等
幅広く活動している。東京音楽大学教授。
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